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孫子の兵法

ライバルと敵を間違えるな

孫子の兵法に

敵を知り己を知れば百戦危うからず、という有名な言葉があります。

敵を知ることは難しいのです。

まず、そもそも誰が敵なのかを

わかっている必要があります。

同業他社はライバルであっても敵ではありません。

そこを間違えている人は多くいます。

例えば、医療機器を売る場合。

同業の医療機器会社はライバルであって、敵ではありません。

同業を潰せば潰すほど、業界が小さくなるので

パイが小さくなっていきます。

着物業界がやっちゃったパターンですね。

では、敵とは。

医療機器で言えば、

銀座や祇園などの歓楽街もそうですし、

エルメスなどのブランド物もそうでしょう

ドクターの散財を促すものは全て敵です。

街のクリーニング屋さん、

敵は大手のクリーニングチェーンではありません、それは強いライバルです。

敵は、形状記憶シャツであったり、

丸洗いできるスーツだったりします。

まずは敵を知ることから始めましょう。

そして、その敵が備えている状態や性能などの分析をしましょう。

それの対比として

自分はどうなのか、どのポジションを取ればいいのかを考えましょう。

気合いばかりではダメなのです。

気合いは必要です。

正しい気合を入れましょう。

さぁ、敵とライバルを区分けしていきましょう。