努力の方向性
なんのための努力かを明確に
私たちは皆、幸せになるために生きています。
努力するために生きているわけではありません。
ということは、
努力の方向性として正しいのは
幸せになるための努力、ということになります。
幸せにならない努力はしてもあまり意味がない、ということです。
私の発信は主にビジネスパーソンに向けてですので、
仕事にやりがいがあり、
それが自分の幸せとイコールになっているのが理想です。
ただ難しいのが、
自分が理想とすることは変わる可能性がある、ということです。
これは人によってはものすごい朗報です。
どんな人に朗報かというと
今のビジネス環境が自分にとって幸せでない人です。
今やっているビジネスが好きでなかったとしても
時が経ったり、
評価が変わったり、
取り巻く周りの環境が変われば
ビジネスが幸せに直結する可能性がある、ということです。
私のビジネス上の幸せも変わりました。
サラリーマン時代は、営業成績が自分のビジネス人生の幸せの尺度でした。
起業してからは
初期は食べられるようになるかどうか、が幸せの尺度でした。
食べられるようになったら、
それがさらに継続できるかどうかが幸せ度と深い関係になっていきました。
今は、後進の成長です。
若いメンバーが育つのが私の幸せ度と深い関係にあります。
なので今の私の努力の方向性として正しいのは、
後進たちが自分よりも成果が出るような環境を作ったり
指導したりすることです。
このように幸せになるために努力はあるのです。
決して努力するために生きているのではありません。
この辺りをしっかりと自分の中で整理できていないと
常にモチベーションを上げる努力に時間を取られます。
モチベーションは早々下がるものではありません。
頻繁にモチベーションアップが必要なら、幸せの見直しが必要です。