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うまくやろう

柔軟か面子か

チャイニーズのお株といえば面子主義。

Mentsu と英語になっているくらいメンツを大切にすると言われていますが

ことビジネスに関しては

日本人はメンツばかり気にして、とチャイニーズは笑っています。

朝令暮改という言葉があるように

前言撤回することをよしとしない

前言撤回は格好悪いこと、軽口を叩いたことになる

と考えてしまっているのかもしれません。

ですが、発言にメンツをかけるのか

結果にメンツをかけるのか、考えましょう。

いい方に方向転換するのなら

朝令暮改しても全く問題ありません。

それよりも自分の発言に縛られて

いい結果を出せない方が

メンツが立たないと考えた方がいいでしょう。

華僑、華人が日本にもたくさん増えたので

彼らを知る機会は増えましたが

この辺りの柔軟性とメンツのバランスはあまり理解されていません。

朝令暮改、前言撤回、これらを良く言えば

変化に躊躇しない、変化に慣れている、となるでしょうか。

最初の計画を固辞する=朝令暮改も前言撤回もしない

計画がよく変わる=変化しても問題ない

上記の2つを並べるとチャイニーズが見えやすくなります。

言っていることがいつでも変わる

という前提で彼らと付き合っていれば、

意表をつかれることもありません。

目的の達成のためなら、嘘もつく、と考えるのではなく

嘘しか言わない、と考えて付き合うと楽です笑

気をつけなければならない点は、

彼らはあくまで個人主義なので、

個人の良い方向に持っていく提案を常に考えている、ということです。

組織の話はしてこないです。

彼、彼女らにとってより良い提案に対して柔軟ということです。

柔軟とメンツのバランスを考えましょう。